東大医学博士による医師のための内視鏡専門講座
June 01, 2009
内視鏡医からのQ&A:Rsの右展開について教えていただけないでしょうか?
今回はRsの右展開について教えていただけないでしょうか。
私の場合Rsはほぼ全例11時〜1時にきますので引き気味でupを少しずつ増やして右トルクをかけて右展開させるようにしています。
うまくRsを右展開できない場合はRsで左トルクをかけRsをパスするとすぐさまダウン気味で右に切り返してSを進みますがこの場合Stopが形成されることが多いように感じます。
Rsの右展開について
右手指先でfiberを多少転がしながら、左手は方から腰の高さで肘を軸に動いています。(肩を軸に動かす先生もいるようです)
僕自身、上手な先生の内視鏡を教わるときは、細かいところを見るのではなく、全体の組み立て方、そのアイデア・イメージ方法を五感で感じるように意識していました。
バイオリンやチェロの指使いを見るのではなく、オーケストラ全体を指揮者がどのような意図で奏でているのかを意識する、です。
わかりにくくてスミマセン・・・
May 28, 2009
内視鏡医からのQ&A:S-topを右に引き込むにはどのようにすれば、よいのでしょうか?
or
大きく息を吸ってもらい横隔膜で腸全体を尾側に圧迫してもらいつつ、
(決して、押して入れていくイメージではりません)
押すとうまくいきません。いかない場合か多い気がします。
感覚的な話になり申し訳ないのですが、先生の感性に伝わってくれると大変嬉しく思います。
1.外科のバックアップのしっかりした病院を選ぶこと。
2.なるべく成功報酬型の給与体系ではない業者さんのほうが安心です。
3.全国規模、大手ならなお安心、リクルートドクターズキャリアにまず登録を!
April 19, 2007
大腸内視鏡(大腸カメラ)挿入のコツ;大腸内視鏡は一日にしてならず
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大腸内視鏡はどんな工夫で「ブレイクスルー」が得られるのでしょうか。
April 12, 2007
大腸内視鏡(大腸カメラ)挿入のコツ;「プッシュしてから引き戻す」の二義
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2種類の「プッシュしてから引き戻す」があります。
・プッシュしてループを作ってからプルで直線化
S/Cのループを作ってからSDJで直線化するパターンです。
・プッシュしてからプルで屈曲を通過する
「HFに引っ掛ける」や、プッシュして屈曲部に先端を近くし内視鏡をプルして、ファイバーの反騰力を使用して次のルーメンに先端を進めるやり方(しゃくとり虫方法)です。
April 09, 2007
大腸内視鏡挿入のコツ;SFからmidTまでは左ひねりプッシュ
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大腸内視鏡の挿入の中で、最もルーチンからブレない箇所・・・それがleft T/Cです。
SFまで到達できたことは、挿入長、手の感覚がフリーであること、管腔内の液体の貯留でわかります。
もちろん、そこまでが完璧に短縮直線化できていることが必要条件です。
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April 05, 2007
大腸内視鏡(大腸カメラ)挿入のコツ;「挿入法マニュアル通りにならない!」
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「世間一般に出回っている大腸内視鏡の本に書いてある通りになりません」
「大腸内視鏡の挿入の本では、ここで右、ここで左なんて書いていますが、人間の腸の大きさや襞の数は個々人で異なるのだから本当に本に書いてあるのと同じように挿入が展開するなんてあり得ないのではないですか?」
「挿入法の本を読むだけで、少しうまくなった実感を持ったことはありますか?」
続きを読むApril 02, 2007
大腸内視鏡(大腸カメラ)挿入のコツ;我慢強い大腸内視鏡
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大腸内視鏡(大腸カメラ)を行うにあたって、最も重要なポイントの一つがRsです。
肛門から挿入してから左方向にひねって進み、右方向への転換点を探すというルーチンなのですが、腸が過長な症例では、なかなか右展開できる場面が見つかりづらいことがあります。
実は、この「見つかりづらい」には2種類あります。
March 30, 2007
大腸内視鏡(大腸カメラ)挿入のコツ;Rsで勝負が決まる
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大腸内視鏡挿入について、よく言われることですが、「上手な医師ほどRs〜S/C topを大切にする」というのがあります。
大腸内視鏡を肛門に挿入してからRs手前までは画面の左方向に展開する(ルーメンが位置している)のは、決まりきったパターンです。
Easy caseは、そこですぐに(大概は一襞超えたところで)右方向に展開する(言い換えると、右ひねりで術者が意図的にRsを巻き込める)パターンです。
Not easy caseは左方向に展開する長さが長いケースも、よくあります。
この「Rsで右方向に展開させる」で失敗すると、以後の挿入の組み立てができません。
この「Rsで右方向に展開させる」が型通りに成功した場合は、ほとんど「勝ちパターン」と言えるでしょう。
この場面で腸管(S/C)を伸ばしながら(=ループ形成をしながら)進めてから、早期に(大概は先端がSDJ越えしてから)直線化を図る方法もあり、時間的にはそのほうが短時間で挿入可能ですが、ややレベルが落ちる挿入法です。(かつて、逆「の」の字型挿入法というものがありましたが、まさにこれのことです)
「Rsで右方向に展開させる」について
March 28, 2007
大腸内視鏡(大腸カメラ)挿入法のコツ;SFの典型例
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大腸内視鏡のトップエンドレベルのドクターは、挿入をパターン化できています。
挿入を前半(SFまで)と後半(SF以降)に分けて組み立てるのです。
この方法を「2段階挿入法」ともいます。(軸保持、送気の有無は問いません)
この方法により、SFまでの挿入で多少のミスが出ても、SFでのストレート化が出来た時点で、それらをご破算に戻せる大きなメリットがあります。
SFまでをストレートで挿入できたら、一段落です。「さて、後半へ」といったところでしょうか。
無送気派では、典型的なSFでは、ルーメンは右上にあるはずです。
わずかプッシュ右ひねりして右上にあるルーメンへと襞をめくると、次のルーメンは左に位置します。
ここで、ややプル気味で左ひねりを行って襞を分け入ると、T/Cに入ったところに辿り着きます。


